ふくだたみこの「人気ECサイトのコンテンツ&文章力」

ツイッターでクチコミを巻き起こせ!クーポンサイトで集客!5つの心がけ 【ピクメディア株式会社 さま】

ツイッターでクチコミを巻き起こせ!クーポンサイトで集客!5つの心がけ 【ピクメディア株式会社 さま】

140文字でつながるツイッター。利用者が1,000万人を超えて以降も、日本国内でのツイート数増加の勢いは止まらない。企業やオンラインショップは、ツイッターを活用し、成功事例を数多く生み出してきた。きょうは、ツイッターでじわじわクチコミを増やしている日本初、日替りクーポンサイト〈Piku(ピク)〉の事業開発マネージャー谷口氏と、コミュニティマネージャーの景山氏から、集客とクチコミをひろげる5つの心がけを教えていただく。

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1日で6518枚のクーポンを販売
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Piku(ピク)
Piku(ピク)

日本初、日替わりクーポンサイトの「Piku」は、24時間限定クーポンを、1日にひとつずつ紹介する。割引率は、最大で90%。ターゲットは、ITリテラシーのあるF1層を中心にしているが、実際のユーザーは、年齢層も幅広いという。商品の属性によって、適切な相手に情報がひろがっていくのも〈Piku〉の特徴である。

長年温めてきたというアイデア「1日限りのクーポンサイト」は、ツイッターの普及を待つようにして、2010年4月12日にスタートしたばかりのビジネスだ。クーポンサイト〈Piku〉は、リリース以降、毎日クーポンが売れ続け、会員数も増加の一途。クーポンを一度購入し、お得感を味わったユーザーは、毎日のように〈Piku〉に訪れるようになるという。

アメリカ生まれの新感覚アイスクリーム「コールド・ストーン・クリーマリー」のクーポンは、通常価格1,000円を70%割引の300円で販売し、東京だけでも6,518名の購入申込みがあった。1日で3,001名の購入者を獲得したのは、90%のオフのフラワーギフト券だ。976名を集めた「てもみん」のマッサージチケットなど、癒し系クーポンの集客力も高い。

ユニークなクーポンとしては、300名限定で売り出した六本木ヒルズ展望台のチケット(67%オフ)や、619枚を販売した横浜で話題の「スカイスパYOKOHAMA」のチケットなどがある。売れるクーポンには、傾向があるようだ。

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売れるクーポンの傾向と対策
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最近の傾向として、価格や割引率だけではなく、「体験を買う」ことを楽しみにしているユーザーも多い。「やってみたいけど、いままでそういう機会がなかったからできなかった」というもの。バンジージャンプ、陶芸などが、体験型にあたる。

日本唯一の落差(42メートル)を体験できるブリッジバンジーのクーポン券は、定価11,500円を、割引率43%オフの6,500円で購入できるという内容。群馬県の水上町まで足を伸ばさなければならず、しかも、クーポンを利用できる期間も8月31日までという制限付きにも関わらず、限定20名分を完売した。

1日1件のみ、かつ24時間限定というPikuのクーポンの利用者は、お得に買い物しようというユーザーだけでなく、ゲーム感覚で楽しんでいるユーザーも多い。あるユーザーは、次々にクーポンを購入し、クチコミをひろめることにも貢献したが、気がついたら「購入したクーポンを使う暇がないことに気付いた」と告白した。それでもクーポンを購入することは、やめられないのだという。売れる秘訣として、「体験型」、「ゲーム感覚」ということがキーワードになりそうだ。

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5つの心がけで、集客&クチコミを最大化
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Piku(ピク)
Piku(ピク)

〈Piku〉への集客は、ツイッター、メルマガ、ブログ、mixi、facebookなどを使っているが、クチコミを巻き起こす点では、ツイッターに頼るところが大きいという。

景山氏は、ツイッターを活用する際には、5つの心がけが必要だと話す。7,000を超えるフォロワーの気持ちを引きつけるポイントを紹介する。

「まず一つめの心がけは、つぶやきそのものが、おもしろいこと。他人のつまらないつぶやきにうんざりし、ツイッターを否定する人も少なくないので、意味のあるつぶやきをしたいですね」と語り出した。インターネットは、双方向性のあるメディア。フォロワーが求めていることを敏感にキャッチし、そこに訴求、目をとめてもらうことが重要。おもしろいつぶやきは、人を集めるだけでなく「これおもしろいよ」と次へ次へとつぶやきという形で伝播していくのだ。

二つめは、つぶやきの目的を考えることが大事。例えば「このつぶやきは、本サイトへの誘導が目的である」とか「このつぶやきは、フォロワーとのコミュニケーションが目的である」など、つぶやきに役割をもたせるという考え方だ。たった140文字のコンテンツが、価値のある情報になるか、単なる文字の羅列になるかの分かれ目がここにある。

三つ目は、つぶやく人(キャラクター)の個性。〈Piku〉では、Pikuちゃんというピンク色のマスコットキャラクターの存在感が大きい。Pikuちゃんは、癒し系キャラとして位置付けられていて、フォロワーの対応を一手に引き受ける。クチコミリーダーとして、クチコミを喚起していくのも、Pikuちゃんの役割。企業発信の宣伝、販売目的のクーポンが、Pikuちゃんというフィルターを通すことによって、フォロワー側にたったお得なクーポンとして、生まれ変わる。

四つ目は、フォロワーとのコミュニケションを楽しむこと。もともとのコミュニティサイトの意味を忘れずに、双方向性のある対話を楽しむことにより、ユーザーを囲い込むことができるのだ。一方的なつぶやきだけではなく、ときには問いかけてみたり、自分の弱点を見せることも秘訣なのだ。

五つ目は、タイミング。ツイッターでは、タイミングを間違えると、誰の目にも触れずに、タイムラインの下の方に押し込まれてしまう。通勤時間、お昼休み、夕方など、タイミングに合わせて、最適なツイートを行うことが大事。タイミングがうまく合うと、クチコミが、どんどんひろがっていくのだ。

景山氏は「流行りのツイッターをうまく活用するか、ただの遊びのツールにしていまうかは、つぶやく人次第。なんとなくつぶやくのではなく、ツイッターをマーケティングツールとしてとらえ、効果的に利用したい」とまとめた。

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つぶやき力、文章力を磨く方法
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〈Piku〉を牽引するPikuちゃんは、つぶやき力を磨くためには、勉強が欠かせないという。勝間和代さん、広瀬香美さん、孫正義さんなど有名人のツイートをフォローし、文章の書き方、コトバの言いまわし、フォロワーとのコミュニケーション方法を学ぶそうだ。「人気のある方のツイートには参考になることが多いです。〈Piku〉の場合、同じテーマで1日中つぶやかなければならないので、つぶやきのパターンを複数準備し、ワンパターンにならないように心がけています」と教えてくれた。

たった140文字だからこそ、磨かなければならない文章力。Pikuちゃんの発言は、わかりやすく簡潔な文章で統一されている。


【参考URL】

日本初、日替りクーポンサイト〈Piku(ピク)〉
http://www.piku.jp/

フクダのここがポイント
▼ツイッターは、タイミングが重要!フォロワーの行動を意識しよう
▼たった140文字だからこそ、洗練した文章を投げかけよう

※本連載は、日本流通産業新聞社発行 週刊「日流eコマース」にて連載中の
「人気ECサイトのコンテンツ&文章力」(2010年8月) に掲載されたものです。
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