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Q: うちも「面白い記事」でバズりたいんですけど!

Q: うちも「面白い記事」でバズりたいんですけど!

2017年6月22日

【2017年6月22日】

こんにちは。グリーゼの 江島民子 です。

「クチコミと広告・宣伝のどちらを信じますか」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?

あるアンケートでは、

◇クチコミを信じる 75.7%
◇広告・宣伝を信じる 24.3%

という結果が出ています。(HERSTORY REVIEW vol.2より)

クチコミといえば、「バズ・マーケティング」!

というわけで、弊社にも、しばしばこんな↓ご依頼をいただきます。



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◆Q: うちも「面白い記事」でバズりたいんですけど!
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ウェブサイトの記事が勝手にどんどん拡散されて、商品やサービスの認知度が勝手にどんどん上がり、アクセスも勝手にどんどん増えて、売上も勝手にどんどん上がって・・・

そんなことが起こったら、確かに嬉しいですよね。

拡散される記事といえば、「面白い記事」とイメージする企業さまが多いようです。

では、「勝手に拡散されるような面白い記事」ってどんな記事なのでしょうか?

私が一番に思いつくのは、LIGさんの「伝説のウェブデザイナー」というウェブデザイナー募集の記事です。

この記事は、確かに勝手にどんどん拡散されました。
この記事をきっかけに、LIGという会社を知った方も多いのではないかと思います。
(私も、その一人です。)

最近では、「どん兵衛×ベルばらコラボ広告代理店プランナー奮闘記」も、かなり拡散された「面白い記事」だと思います。

貴社も、こんな「面白い」記事を作って、どんどん拡散させたいですか?


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◆A:「面白い記事」が、「バズる」とは限りません
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弊社では、以下の3つの理由で、「うちも『面白い記事』でバズりたいんですけど!」というご依頼には、再考をお願いしております。


●理由1 「面白い」は、非常に主観的なものだから

何を「面白い」と感じるかは、人それぞれです。

こちらが「面白いだろう」と思って作った記事を、読んだ方が「面白い」と感じてくださるかどうかは、賭けのようなところがあります。

上記でご紹介した「どん兵衛×ベルばらコラボ広告代理店プランナー奮闘記」も、広告主から「もっと面白くして」と言われて、どんどんワケがわからなくなっていっていますよね(笑)

何が正解なのか客観的に判断できない記事を制作することは、依頼してくださった会社にとっても、そして弊社にとっても、リスクが大きいと考えています。


●理由2 「拡散」と「成果」が、一致するとは限らないから

例えば、上記でご紹介した「伝説のウェブデザイナー」の記事、いちばん下まで読んでいただくとわかるのですが、結局ウェブデザイナー募集は「普通」のやり方に変えているんですね。

つまり、面白かったので「拡散」はしたけれども、もともとの目的であった「採用」という視点で見ると、「成果」は上げられなかったということです。

このように「成果」と連動しない可能性があるものに投資するのはあまりお勧めできない、というのが弊社の考え方です。


●理由3 「拡散」するかどうかは、自社でコントロールできないから

理由1で、「『面白い』は、非常に主観的なものである」と書きました。

同様に、「クチコミしたい」「シェアしたい」「拡散したい」という気持ちも、非常に主観的なものだと考えます。

私たちが、どんなに「これはきっとクチコミしたくなるに違いない」「拡散したくなるに違いない」と思って記事を書いても、読んだ人が本当にそう思ってくれるかどうかはわからない、ということです。

そのように不確実なマーケティング手法に時間とお金をかけるよりも、「面白くはないかもしれないけれど、課題を抱えた読者にしっかりと届くような役に立つ記事を、丁寧にコツコツと作っていく」ことに時間とお金をかける方が、成果に対して着実に近づけるのではないかと、弊社では考えています。


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毎回大人気!宣伝会議さん主催の「メールマーケティング実践講座」が、ついに大阪でも開催決定。

私のコーナーの目玉は、「公開添削」です。セミナーに参加される複数社さまからメールマガジンをお預かりして、皆さまの前で添削します。

▼貴社のメルマガも、この機会に添削させていただけませんか?(受講料以外の費用は、かかりません)

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編集後記
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先日、日本DM協会主催「DM成功事例セミナー」を受講しました。

セミナー会場後方に「第31回 全日本DM大賞」の受賞作品が展示されていたのですが、その中で私が最も印象に残ったのは・・・

日本郵便特別賞 はがき部門を受賞されたカツ丼屋さんの作品です。

そうそうたる広告主が、そうそうたる代理店や印刷会社に依頼した作品が並ぶ中、このカツ丼屋さんの作品は、「かもめ~る」ハガキを使ったどこにでもありそうなもの。

その受賞の秘密は、ハガキ上部に蛍光ペンで引かれた1本の線にありました。

この線を、どんなふうに使うかというと・・・

1)ハガキを送るエリア別に、色の違う蛍光ペンで線を引いておく

2)ハガキを持ったお客さまが来店してくださったら、お店で色別に「正」の字を書いて記録する

3)集計すると、どのエリアにどの程度ハガキの効果があったかがわかる!

というものでした。

つまり、たった1本の線を使って、システムもお金も使わない超~アナログなやり方で、ハガキのPDCAを回し、かつエリアマーケティングを行っていたんですね~。素晴らし~~~い!!!

町のカツ丼屋さんがこんな試みをしているということにも、その試みをしっかり評価した「全日本DM大賞」の審査員の方々にも、とっても感動しました。


ではでは・・・次回は、福田 多美子がお届けします。お楽しみに♪

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