グリーゼな日々バックナンバー

"相互紹介"にチャレンジしてみよう(4)

2013年11月28日
こんにちは。グリーゼの こみやまたみこ です。

私が執筆する号では、売上停滞に悩む林檎屋のネットショップ店長 Nさんとの掛け合いで、全国で実施しているセミナーでの気づきをご紹介しています。

Nさん、前回は、『なぜ、メールマガジンで"相互紹介"をした方がいいのか』について、お話ししましたよね。覚えてますか?

「もっちろんだよ。え~っと、オレが覚えてる理由は、2つだな。

(1)メールマガジンの読者を獲得するコストが、めちゃくちゃ高くなった
(2)しかも、懸賞やキャンペーンで集めた読者は、なかなかメールマガジンを読んでくれない

だから、低コストで、質のいい読者を集めることができる"相互紹介"は、超オススメだっていう話だったよな」

おぉ~~~、前回に引き続き、Nさん優秀ですね!

「やればできる子だって言ったろ!(えっへん)」

では、前回の内容を詳しく知りたい方には、バックナンバーを読んでいただくことにして、

今回は、"相互紹介"を成功させるために必要な準備について、具体的にお話ししましょう。




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"相互紹介"成功のポイント
その1:事前確認をとる
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Nさん、改めて確認しますが、メルマガを使った"相互紹介"って、具体的には、どんなものだと思いますか?

「何をいまさら。名前の通り、メルマガでお互いのショップを紹介することだろ?

 例えば、うちが、あそこのカフェのタルト美味しいよ~ってメルマガに書く。

 そのお返しとして、カフェの店長が、Nさんとこのフルーツ美味しいよ~ってメルマガに書く。そういうことだよな?」

まぁ、そうなのですが、それだと、お互い、勝手に、適当に、相手を紹介しちゃうことになりますよね?

「えっ? それじゃ、ダメなの?」

ダメなんです。
Nさんが、カフェのタルトを、お客様に紹介した時のことを、思い出してみてください。

---
そこの角にできたカフェは、うちから果物を仕入れてくれてるんだよ。

うちの果物を使ったフルーツタルトが、もう美味しいのなんのって。
バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームと新鮮なフルーツとのバランスが、絶妙なんだよ。

うちからの紹介だって言えば、今なら飲み物が半額になるみたいだから、あとで寄ってみたら?
---

「確かに、こんなふうに紹介したけど、それが何か?」

実店舗で、通りがかった方にカフェを紹介するだけなら、こんなふうに勝手に、適当に紹介しちゃってもいいかもしれません。

しかし、Nさんが、もし、この内容をメルマガで紹介したかったら、以下のようなことを、あらかじめ、カフェの店長さんに確認をとっておく必要があります。

◆1:クレームや誤解を招く表現が含まれていないか?
◆2:読者や紹介先に配慮した表現になっているか?

以下で詳しく見ていきましょう。


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◆事前確認1:クレームや誤解を招く表現が含まれていないか?
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Nさんの言葉の中には、クレームや誤解を招く可能性のある表現が、いくつか含まれていました。

「え~~~っ、そうだっけ?!」

自分では、なかなか気が付かないですよね。
具体的に、確認してみましょう。


【Nさんのセリフ:うちからの紹介だって言えば、今なら飲み物が半額になるみたいだから、後で寄ってみたら?】

  特典の数に限りがある場合には、先着〇名様、1日〇名様、抽選で〇名様など明記しておかないと、クレームの元ですよね?

  「確かに、特典希望者が一気に押しかけたら、大変なことになるな・・・」


  また、メールマガジンは、いつ読むかわからないものですし、いつまでも保存しておけるものです。

  ですから、極端にいうと、1年後2年後にその特典を使おうとする人もいるかもしれません。

  そのとき、メルマガに有効期限が明記してなかったら、これもまた、クレームの元ですよね?

  「1年後ってことはないかもしれないけど、忘れた頃に言ってくる人は、いるかもな・・・」


【Nさん:バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームと新鮮なフルーツとのバランスが、絶妙なんだよ。】

  Nさんは、バニラビーンズたっぷりだと思っていたけど、実はそうでもなかった・・・ということもありえます。

  事前確認をとらないで、自分が考えたことをそのまま言ってしまうと、誤った情報をお客様に伝えてしまう可能性もありますよね?

  「確かに・・・オレのせいで、食品偽装なんて言われちゃったら大変だ!」


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◆事前確認2:読者や紹介先に配慮した表現になっているか?
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Nさんの言葉の中には、お客様やカフェを混乱させてしまうかもしれない表現も含まれていました。

「えぇ~~~っ、そうだっけ?!」

これも自分では、なかなか気が付かないですよね。

具体的に、確認してみましょう。


【Nさん:そこの角にできたカフェは、うちから果物を仕入れてくれてるんだよ。】

  メルマガには、いろいろな読者がいます。そして、メルマガの配信者は、その全てを把握することはできません。

  また、口頭で言うこととは違って、メルマガは後に残るし、転送することもできます。

  ですから、万が一そのことが伝わったときに差支えがある人が、読者や読者の周辺に1人でもいる可能性がある場合には、情報を伏せておく必要があるのです。

  たとえば、カフェの店長さんが、どこかの仕入れ先を断って、Nさんから果物を仕入れていた場合には、どうでしょう。

  Nさんから仕入れていることは、書かないでほしいかもしれませんよね?

  「う~む、なるほど。そこまでは考えてなかったな・・・」


【Nさん:うちからの紹介だって言えば、今なら飲み物が半額になるみたいだから、あとで寄ってみたら?】

 これだけだと、

 (1)カフェに行って、注文するときに、Nさんからの紹介だと言えばいいのか
 (2)カフェに行って、会計するときに、Nさんからの紹介だと言えばいいのか
 (3)カフェの予約フォームに、Nさんからの紹介だと書けばいいのか

 わからないですよね。

 これだと、お客様も困るし、カフェも困りますよね?

  「むむぅ、これは、どうするのが一番いいか、カフェの店長に聞いてみないとわからないことだよな・・・」


【Nさん:うちの果物を使ったフルーツタルトが、もう美味しいのなんのって。】

  Nさんは、フルーツタルトがイチオシだと思ったかもしれません。

  でも、カフェの店長さんは、紹介してほしいものが、もっと他にあるかもしれませんよね?

  そうでなくても、例えば、店長さんは、こんなふうに考えるかもしれません。

  "フルーツタルトは作るのに時間がかかるから、量産できない。

  もし、Nさんの紹介によっていっぱいお客様が来てくださった時に、在庫がありませんという事態になると、お客様に申し訳ないなぁ。

   紹介するなら他の商品にしてくれると助かるんだけど"

  「確かに、それもありえるなあ・・・」


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◆事前確認3:その他
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他にも、メルマガで紹介する時に、事前に相手先に確認しておいたほうがいいことがありますよ。

「えぇ~~~っ、まだあるの?!」


【リンク先は、どのページにすればいいのか?】

  Nさんは、フルーツタルトを紹介するわけですから、フルーツタルトの商品ページにリンクしたいと思っているかもしれませんが、カフェの店長としては、どうせならトップページにリンクしてほしいとか、とにかく来店してほしいから地図のページにリンクしてほしいと思うかもしれませんよね?

  あるいは、データ重視のショップさんなら、Nさんからのご紹介がどのくらい効果があったかを計測したい、ついてはNさん専用のページを作るから、そこにリンクしてほしいと言うかもしれません。

  「あ~~~、あのカフェの店長なら言いそうだ・・・」


【このメルマガを、いつといつに配信するつもりだが、それでいいか?】


  前回お話ししたように、"相互紹介"は、同じ規模でやるのが原則です。

  例えば、5,000アドレス持っているネットショップAと、1,000アドレスしか持っていないネットショップBが"相互紹介"する場合には、Aがメールマガジンを1回発行するのに対し、Bが5回発行します。

  このバランスがとれているかどうかを、お互いに事前確認する必要がありますよね。

  また、紹介メールが流れた時は、注文や問い合わせが増える可能性もありますので、カフェとしては、顧客対応の体制を整えておくためにも、 事前に配信日を知りたいと思います。

  「う~んう~ん、確かに全部そうだ! 全部納得したよ!」


よかったです(^-^) 

上記でご説明したように、不要なトラブルを回避するためには、面倒でも、お互いが、何をどんなふうに紹介するのか、しっかり事前確認をしておいたほうがいいのです。

数人で"相互紹介"をし合う場合には、チェックリストを作っておくと、確認漏れがなくていいでしょう。

また、配信する予定の紹介文を、事前にお互いでチェックし合えれば、いちばん安心ですね。

「よ~し、わかった! では、さっそく・・・」

ちょっと待ったぁ! 事前に準備することは、まだまだありますよ。

続きは、次回お話しします。お楽しみに♪


▽▽▽こみやまたみこの
「旬ネタピックアップ」▽▽▽

思わず、「なるほど、確かに!」とつぶやいてしまったコラムがありました。

【コラム】読者の気持ちをメルマガに向ける3つの方法(玉木)

特に3つめは、セミナー等でも紹介していないテクニック。要チェックですよ♪

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


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編集後記
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岩手県久慈市野田村に、ふくだと一緒に遊びに行ってきました。

「あまちゃん」の舞台になった小袖海岸まで車でスグ!の小さな村です。

目的は、村のお祭りのお手伝いです。

ふくだは、珈琲職人として、がんばりました。
(温かいベトナム珈琲を出したら、予想外の売れ行きで、大忙しでした!)

私は、「野田じぇじぇ麺」という村長公認?のご当地グルメ用のうどん職人として、がんばりました。

▼真ん中が村長さん。とっても気さくな方です。

「せっかく来たのだから・・・」と、津波の被害に遭ったところに連れていっていただきました。

あまりにも何もかもなくなっていて、既に跡地がきれいに整備されていたので、3.11以前には、そこに家がたくさん並んでいたのが、信じられないような風景でした。

私たちができることは何もないけれど、また村の皆さんの笑顔に会いに行きたいです。


▽▽▽こみやまたみこの
「今週のイチオシ・セミナー」▽▽▽

毎回満員御礼の無料セミナー、次は来年です♪

●「心を動かすメールマガジン」制作セミナー ~すぐに使えるメルマガ制作15のテクニック~

2014年1月16日(木) 14:00~16:00 (13:40受付開始)
アリアル五反田会議室

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽


それでは、今回はこのへんで。
次回は、ふくだたみこがお届けします。お楽しみに♪

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