グリーゼな日々バックナンバー

専任者を確保しよう

専任者を確保しよう

2012年8月23日
 こんにちは。グリーゼの こみやまたみこ です。

 私が執筆する号では、
 売り上げ停滞に悩む林檎屋のオンラインショップ店長 Nさんとの掛け合いで
 全国で実施しているセミナーでの気づきをご紹介しています。

 前回は、沖縄で実施中のセミナーの裏目標

    <1> 数字で考えるクセをつけること

    <2> PDCA(仮説・実行・検証・改善)で考えるクセをつけること

    <3> 社内の体制を整えること

 のうちの、<2>について、お話ししました。

 今日は、<3>について、お話ししましょう。


 以前にもお話したように、沖縄で実施中のセミナーの目標は、

 ◎開催期間中に、月商を2倍にする

 ことです。

 そのための手法は、講座中にしっかりお伝えしているつもりですが、
 目標を達成できるのは、参加企業のうち、だいたい2割前後です。

 では、同じことを学んでいるのに、
 目標達成できる企業とできない企業があるのは、なぜなのでしょうか?





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 1:目標達成できる企業とできない企業の違い
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 林檎屋のNさん、こんにちは。

 目標達成できる企業とできない企業の違いは、何だと思いますか?

 「そりゃ、目標達成できない企業は、やる気がなかったんじゃないの?」

 いやいや(^-^;;;

 このセミナーは、開始前に

 ・全5回の講座および成果発表会に、遅刻・欠席せずに参加できるか
 ・毎回課題をきちんと提出できるか

 などの審査があって、
 合格した企業しか受講できないことになっていますから、
 皆さん、やる気まんまんですよ。

 「じゃあ、そもそも売りにくい商材だったんじゃないの?」

 そうですね、確かにそれはあると思います。

 ただ、商材に合わせた売り方は、講座の中でお伝えしていますし、
 このセミナーを受講されている企業は、
 受講前に、"ほぼ何もやっていない"ところがほとんどですので、

 売りにくい商材であっても、すぐ売り上げを2倍に伸ばせるくらいの
 伸びしろは持っています。

 「へぇ~、それは羨ましいな。

  伸びしろがあって、売り方も教えてもらってるのなら、
  あとは、やるだけじゃん。

  なんで、それで売れないのさ?」

 "あとは、やるだけ"・・・まさに、それが、できないために、
 売り上げが上らないのです。

 できない理由は、手を動かす時間がないから。

 中でも一番多いのは、自分で実店舗を経営していて、
 その傍らでオンラインショップをやっているという方です。

 実店舗と兼任だと、どうしても目の前のお客さまが優先になってしまい、
 オンラインショップに関する仕事は、後回しになってしまうんですよね。

 Nさんもそうではありませんか?

 「うう、確かに、耳が痛い・・・」

 このタイプに類似したタイプとして、
 今までカタログ通販で売り上げを上げてきている企業があります。

 カタログ通販で売り上げを上げるノウハウができてしまっているので
 コストがかかるとわかっていても、どうしてもカタログ通販中心の
 業務フローになってしまうようです。

 また、自分で売り物の生産(農作物など)・製造(加工品など)を
 している場合も、
 作る方に時間を取られてしまって、
 売る方に手が回らなくなってしまうようです。

 それから、最近は、自営業者・経営者だけではなく、
 企業内のウェブサイト担当者がセミナーを受講してくださることも
 多くなってきているのですが、
 他の業務と兼務だと、これまた他の業務の方が優先されてしまいます。

 特に催事などがあると、それに借り出されて、
 パソコンの前に座る時間がなくなってしまうということが、
 度々あるようです。

 つまり、目標達成できない企業とは、

  ・やるべきことはわかっているけれど、やる時間がとれない

  ・オンラインショップに関する作業の優先度が低い
   (気持ち的にどうかはともかく、現実に)

 という企業なのです。

 これでは、いくらセミナーを受けても、
 売り上げが上がるわけがありませんよね? 
 
 

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 2:卵が先か、鶏が先か
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 林檎屋のNさん、ここで問題です。

 では、

 ・やるべきことはわかっているけれど、やる時間がとれない

 という状況を打破するには、どうすればいいですか?

 「そりゃ、オンラインショップに関する作業の優先順位を
  上げればいいんじゃないの?」

 そうしたいとは思っていても、できない場合は?

 「う・・・どうすればいいのさ?」

 答えは、
 専任者を確保することです。(専任者=オンラインショップの売り上げに
 責任をもって取り組むことを仕事とする人)
 

 実際に、受講前までは、売り上げを上げるために何をしていいかもわからず、
 ウェブサイトを修正する時間もなく、
 ネットからの売り上げが、月10万円にも満たなかったショップさんが、

 サイト制作や画像加工のスキルを持った専任者を入れて、
 経営者と専任者の2人でセミナーに参加して、

 講座中に学んだことを、次々に自社のサイトに反映させていった結果
 短い期間中に、みるみるうちに売り上げが2倍、3倍と伸びていった・・・
 という例が、いくつもあります。

 「まあ、そりゃそうかもしれないけどさ、
  その専任者の人件費はどこから出すのよ?

  人ひとり分の利益が出るようになってからじゃないと、
  そんなこと考えられないでしょ?」

 う~む、そうでしょうか?
 なぜ、そう思うのですか?

 「へ? なぜって・・・

  だって、売れるか売れないかもわからないオンラインショップに、
  利益も出ないうちから、人件費つぎ込んじゃったら
  会社が潰れちゃうからに決まってるでしょ!

  オレら、大きな会社と違って、余ってるお金なんかないんだからさあ」

 そうそう、そこなんですよね。

 「そこって、なによ?」

 卵が先か、鶏が先か、ですよ。

 「はあ?」

 ・利益が出てから、その利益で人を雇おうと考えるのか。
 ・人に投資することによって、利益を出そうとするのか。

 その違いって、何だと思いますか?

 「だ、だから、資金的に余裕があるかないかじゃないの?」

 違います。

 経営者が、

 本気で、オンラインショップで売り上げを上げるつもりがあるかどうか

 です。

 本気で売るつもりがあるところは、
 "売れるか売れないかもわからないオンラインショップ"
 とは、考えません。

 "絶対に、いつまでにいくら売る"と決めて、
 そのために、何が必要か、と考えるのです。

 そして、そのために、人に投資することが必要だと判断したら、
 例え、余裕がなくても、
 借入をしてでも、投資をするのです。

 なぜなら、いずれ、その投資の何倍ものリターンを得るという
 確信と決意があるからです。
 
 「ちょ、ちょっと待ってよ。じゃあ、金がないなら借金しろってのかい?

  そんなバクチ、怖くてできないよ!」



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 3:投資するかどうかを判断するための3つの方法
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 投資をバクチだと考えるNさんのような経営者のいる会社では、
 大変失礼ながら、ECサイトは成功しません。

 なぜなら、経営者が売り上げを上げるために必要な費用を
 出してくれないからです。

 売り上げを上げてらっしゃるところは、皆さん

 "ネットからの売り上げを伸ばせなければ、会社が潰れる!!"

 "ネットでもうひとつの売り上げの柱を作ることが、
  経営上の最優先課題だ"

 というくらいの覚悟をもって、取り組んでいらっしゃいますよ。

 「わ、わかったよ。覚悟を持てばいいんでしょ。

  でもさ、それって精神論じゃないのかよ。
  覚悟でモノが売れるわけじゃないでしょうが。」


 確かに、精神論だけで投資の決断をするのは、危険ですよね(^-^)
 そこで、次回は、

 『この事業に投資してよいかどうかを判断する3つの方法』

 についてお話ししたいと思います。お楽しみに♪



 ┏━ こみやまたみこの「今週のイチオシ・コラム」━━━━━━━┓

 今週は、グリーゼが運営しているFacebookページから、
 オススメの記事をご紹介します♪

 【笑顔で気持ちを盛り上げる!】(おばた) & 

                【キハクのチカラ】(まつお)

  オリンピック期間中は、ライターたちの記事も
  オリンピックネタで埋まりました。

  選手の「笑顔」に「ビビビ」と来た、おばた。
  選手の「気迫」に「ビビビ」と来た、まつお。

  同じ中継を見ていても、感じることは人それぞれなんですね(^-^)

 ▼ライターたちが、どんなところに着目して中継を見ていたか、
  ぜひ、こちらでご確認ください。

 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



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 編集後記
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 1964年、東京オリンピックを機に、新幹線が開通し、
 日本は、一気に近代化への道を進み始めました。

 それでは、2012年のオリンピックは、
 開催地ロンドンに、どんなインパクトを与えたのでしょうか?

 いくつかあると思いますが、
 その中のひとつは、間違いなくコレ↓ではないかと思います。

 ▼五輪を機に普及するか、ロンドン在宅勤務の試み


 ロンドン商工会議所が、オリンピック開催直前にまとめた研究によると、

   ・在宅で勤務すると、46%が生産性の向上を報告
   ・ワークライフバランス改善の指摘が54%
   ・ストレスの低減が43%
   ・仕事に対する満足度のアップが51%

 という結果が出ているそうです。

 ロンドンでは、オリンピック開催によって
 「ワークスタイルを変えざるを得ない」状況になったことで、
 今後、一気に「通勤しない働き方」が広まるかもしれませんね。


 日本も、同じく、
 なかなか普及が進まなかったテレワークというワークスタイルが、
 「3.11」をきっかけに、じわりじわりと広がりを見せています。

  ▼総務省 テレワークの推進

 有能な人材の確保と流出防止のために、
 「テレワーク」というワークスタイルを導入することが重要だとは
 わかっている。

 でも、セキュリティなどの問題を考えると、
 抵抗がある・・・という方は、
 一度無料コンサルティングを受けてみてはいかがでしょうか?

  ▼みずほ情報総研株式会社 テレワーク全国展開プロジェクト

 「通勤しない働き方」は、もはや
 「子育て中のママ」限定のイレギュラーなワークスタイルでは
 なくなりつつある、と感じています(^-^)


 それでは、今回はこのへんで。
 次回は、ふくだたみこがお届けします。お楽しみに♪

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