グリーゼな日々バックナンバー

会場が、『共振』した時

会場が、『共振』した時

2012年3月22日

こんにちは。グリーゼの こみやまたみこ です。
http://gliese.co.jp/company.html#komiyama

私が執筆する号では、
"売上停滞に悩む林檎屋のネットショップ店長 Nさん"との掛け合いで、
全国で実施しているセミナーでの気づきをご紹介しています。

おや、さっそく、Nさんがやってきましたよ。

「あらら~、コミヤマさん、やばいよ。
先月に引き続き、目の下にクマができてるよ」

うう(涙)

3月は、各社さまとも決算月ということで、
ありがたいことに、お問い合わせをバンバンいただいておりまして、

商談に行ったり、提案書を作ったり、見積もりを作ったりで、
毎日バタバタなんですよ~。

「へぇ~、でも、そうは言いつつ、
宮崎のチャリティーセミナーでは、ずいぶん
盛り上がってたみたいじゃない?」

あ、もしかして、林檎屋のNさん、facebook見てくれたんですね?

「そりゃ~、あれだけ、参加者が、
facebookに写真をバンバン掲載してりゃ、嫌でも気がつくよ。

よっぽど、みんな楽しかったんだな~」

そうなんですよ。
楽しかっただけじゃなく、気づきもたくさんありましたよ。

「なになに? 教えてよ!」

では、たくさん気づきの中から、1つをご紹介しますね♪

まずは、その前に、
宮崎チャリティーセミナーを開催するにあたって、
主催者の皆さんからいただいた
3つのキーワードの話から始めましょう。

 

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1:3つのキーワード
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今回のチャリティーセミナーのタイトルは、

    今こそ、〇〇〇の種をまこう
    ~あなたは何の種をまきますか?~

でした。

〇〇〇の中に入れる言葉を、それぞれが考えましょう

というワークショップ中心のセミナーです。

そして、ワークショップを実施するにあたり、主催者の皆さんから、
あるキーワードをいただいていました。

1)ユーザー・フレンドリー
2)三方よし
3)SIPS

の3つです。

3)の"SIPS"とは、以前ご紹介した通り、

   Sympathize : 共感する
   Identify : 確認する
   Participate : 参加する
   Share & Spread : 共有・拡散する

の頭文字を取った言葉です。

   ※[番外編] SIPSのSの作り方
   http://kotoba-no-chikara.com/days/komiyama/000069.html

「あ、SIPSは、知ってるぞ。
え~っと、東京マラソンだろ?」

はい、東京マラソンは、SIPSのひとつの例ですね。

 東京マラソンが、
東京がひとつになる日。"というメッセージで、
一大ムーブメントを起こしたように、

時代が変化していく中で
私たちが行動する時の動機が
"欲"から"共感"に変わりつつある

という話しをしたと思います。

「うんうん、なんとなく覚えてるぞ」

ところが、よく考えてみると、
"共感"って、結構難しい概念ですよね?

「え? そうかな???」

そうですよ。

だって、"共感"するのは、お客さま側ですから、
私たちには、コントロールすることができませんよね。

第一、いかにも、"さあ、共感させてやろう"なんて思ってる人に、
"共感"なんてしたくないじゃないですか?

「確かに・・・」

"欲"は、人間の根源的なもので、

食欲・睡眠欲(休欲)・性欲(色欲)の3欲と言ったり、

それに、昇進欲(上に行きたい欲)・金欲(儲けたい欲)を加えて
5欲と言ったりしますが、

要は、ぶっちゃけて言えば、上記のどれかを上手に刺激すれば、
良かったわけです。

ところが、"共感"というのは、そもそも新しい概念ですので、

   "共感"には、5つの種類があります

みたいなテキストは、ないわけです。

「なるほど、言われてみればそうだな」

ですから、"共感"が動機になるのはわかるけど、
"共感"は、どうやって生まれるのかって聞かれると、
よくわからないな~と、前々から思っていたわけです。

「で、それが、今回の宮崎でわかったわけだ!」

はい、そうなんです(^-^)

 

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2:会場が、"共振"した時
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パネルディスカッションで、こんな場面がありました。

パネリストのおひとりである竹虎の山岸さんが、
高知から九州にフェリーで渡った時のエピソードを
紹介してくださいました。

フェリーの中で、山岸さんの近くに小さな子どもがいて、
ぐずってうるさかったらしく、
山岸さんは、ちょっと迷惑だと感じていたそうです。

でも、フェリーを降りる時になって、
高知に残してきた、最愛の奥様(^-^)のことを思い出して、

子どもが騒いで、お母さんもさぞ肩身が狭かっただろう、
子どもが騒ぐのは、仕方がないことだと思い直し、

その女の子に向かって、にっこり笑って、バイバイと言ったそうです。
そうしたら、女の子もにっこり笑って、バイバイと言ってくれたそうです。
ここまでは、よくあるエピソードですよね?

「まあ、そうだな」

でも、この後の山岸さんのスピーチが、素晴らしかったんです。

山岸さんは、おもむろに立ち上がって、前に進み出ると、

"こちらがにっこり笑えば、相手もにっこり笑って応えてくれる、
そんな、日本という国を、自分は信じている!"

という話をされました。そして、

"商売も同じだ。

自分が本当にいいと思うもの、好きだと思うことを、
心を込めて、一生懸命伝え続けていけば、

きっと相手に伝わって、きっと相手が応えてくれるはずだ!

自分は、そう信じている!!"

ということをおっしゃったんです。

これを、坂本龍馬みたいな土佐弁で、
会場中に響き渡るような情感のこもった声で、熱く語られるわけですから、
参加者の皆さんの胸に届かないわけがありません。

私はこの時、まさに、【会場で、"共振"が起こった】と感じました。

山岸さんの熱い思いに、参加者全体のハートが、
携帯のバイブのように、ブルブルと震えだしたのです!

そして、セミナー終了後にも、

"山岸さんの話が、とてもよかった"

"山岸さんのおかげで、自分がやってることは、これでいいんだと
確信が持てた"

"山岸さんの話を聞いて、
自分が好きなことを愚直にやっていけばいいんだと、改めて思った"

などの感想がたくさん聞かれました。

つまり、ひとことで言うと、大勢の参加者の方々が、

"山岸さんの話に、共感しました"

と言っているわけです。

この時の様子を見て、私は、

   "共振"が、"共感"に変わった

言い換えると、

   "共感"の前には、"共振"(心が震える)というステップがある、

ということに気づいたんです。

「んんん? わかったような、わからないような・・・」

 

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3:"共振"を生み出す2つの要素
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あのですね、"共感"っていう言葉って、なんとなく

  わかるわかるぅ~

みたいな・・・
女子高生の相づちみたいな感じがするじゃないですか(笑)

でも、実際は、行動の動機になるような"共感"って、
そんなライトなものではなく

もっと、胸が"ぐっ"とくるような、
ヘビーなものじゃないかと思うんですよ。

つまり、"共振"ですね。

"共振"があって初めて、"行動につながる共感"が生まれるのだ
ということに気づいたのは、今回、大収穫でした!

「なるほどねぇ。でもさ、それがわかっても、

"共感"は、どうやって生まれるのかっていう疑問が、
"共振"は、どうやって生まれるのかっていう疑問に
変わっただけじゃないの?」

その答えも、わかりましたよ。
山岸さんを見ていて、2つの要素が必要だと気づいたんです。

「ほほぉ~、どんな要素?」

1つは、青臭い言葉でいうと、"情熱"みたいなものですね。

"熱い思い"とでも言いましょうか。

そして、"熱い思い"が、野球のボールだとすると、

それを剛速球・ストレートで、バッターに投げる
"投げ方"、すなわち、"伝える技術"という要素も、必要だと思いました。

どんなに熱い情熱を持っていても、
へなちょこピッチャーが投げたのでは、
バッターボックスまで届かないですからね(笑)

また、逆に、どんなに剛腕のピッチャーであっても、
投げる球が、ピンポン玉みたいなものだったら、
やっぱり、バッターボックスまでは届かないですよね。

つまり、"共感"の時代に、私たちが生きていくためには、

   A:商品に対する熱い思いを大切にし、育んでいくこと

 と、

   B:熱い思いの温度を、できるだけ冷まさないように、
   ダイレクトにお客様の胸に届けること

の二つが重要だということに気づいたのです。

 
そこで、3月の宮崎セミナーを受けて、
4月には、博多で、この続きをやりたいと考えています。

名付けて、『 ミッション & ビジョン 』。

ここでは、"共振"を生み出す二つの要素のうち、

   A:商品に対する熱い思いを大切にし、育んでいくこと  

について、参加者の皆さんと一緒に、深く考えたいと思っています。
ぜひ、林檎屋のNさんもいらしてくださいね(^-^)

4月21日(土) 午後開始です。
詳細・お申込みは、"九州ECミーティング"にお問い合わせください♪
http://qec.jp/

宮崎でパネリストを務めてくださった方々をはじめ、
宮崎セミナーに参加してくださった方々も、多数参加予定です。

読者の皆さまのご参加も、心からお待ちしてます!

 

┏━ こみやまたみこの「今週のイチオシ・コラム」━━━━━━━┓

グリーゼのライター達が、隔週でコラムを執筆している
「コンテンツ・ラボ」の新着から、イチオシのコラムをご紹介します!

▼老人ホームの庭で【桜-熊本県玉名郡】
(あいがき みなこ)
http://kotoba-no-chikara.com/blog/m-aigaki05

ただいま、全国のライターたちが、桜レポートを更新中!
あなたもお近くで桜を見かけたら、ぜひ教えてくださいね♪

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

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編集後記
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2012年度のセミナーの予約が、そろそろ入り始めました。
ありがとうございます(^-^)

更に、今年は、講師として全国を回るだけではなく、
人に会うために、積極的にいろいろなところに出かけていきたい
と思っています。

どこかでお会いしたら、お気軽に声をかけてくださいね。

それでは、今回はこのへんで。
次回は、ふくだたみこがお届けします。お楽しみに♪

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