グリーゼな日々バックナンバー

『それはちょうどいい』と言ってみよう

『それはちょうどいい』と言ってみよう

2011年7月28日
 こんにちは。グリーゼの こみやまたみこ です。


 前回は、林檎屋のNさんに
 「フルーツフラワーのお客様は誰なのか?」を調べるために、
 テスト販売をお願いしたところまででしたね。

 ※バックナンバーはこちら 
  http://kotoba-no-chikara.com/days/

 Nさん、いかがでしたか?

 「むむ・・・」

 あれ? 浮かない顔ですね?

 「テスト販売、やる気まんまんだったんだけどさ・・・」

 やらなかったんですか?

 「やらなかったんじゃなくて、できなかったんだよ」

 それはまた、どうして?

 「送れないってことに気づいたんだよ。

  あのさ、フルーツフラワーっていうのは、アレだろ。
  要は、お祭りで売ってるチョコバナナとかりんご飴みたいに、
  果物に串を刺して、かごに飾りつけていく感じだろ。

  で、当然大きい果物は、そのまま串に刺すわけにはいかないから
  見栄えがいいように、カットするわけだろ。
  林檎とか、オレンジとか、マンゴーとかさ。

  そしたらさ~」

 なるほど・・・翌日とか翌々日に届いたら、傷んじゃいますね。

 「そうなんだよ。色だって変っちまうしさ。
  つまり、フルーツフラワーは通販には向かない商品ってことなんだよ」

 それは、いいところに気づきましたね。
 今までのやりとりの中で、

 "市場はあるのか"
 "競合はどこなのか"
 "どのように集客するのか"

 などについては、検討してきましたが、
 新規事業を始める時には、これ以外にも、

 "値付けをどうするのか、利益をどう設定するのか"
 "在庫管理や流通はどうするのか"

 など、たくさん考えるべきことがあります。

 つまり、Nさんは、流通(物流)について検証した結果、
 事業化が難しいということに気づいたわけです。

 詳しくは、「インターネットビジネス成功の黄金律」で説明していますので、
 ぜひ、聴いてくださいねっ♪
 http://gliese.jp/gliese/7.1/101100/

 「ねっ・・・って、呑気に宣伝してる場合じゃないんだよ」

 あらら。

 「オレは、もうがっくし来ちゃってさ~」

 じゃあ、どうしましょうか?

 「どうって・・・この案はヤメにするしかないんじゃないの?」

 本当にそうでしょうか?
 問題が起こった時の対応の練習だと思って、
 ヤメにする以外に、どんな方法があるか、考えてみましょう(^-^)



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 1:"それはちょうどいい"と言ってみよう
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 Nさん、ご存じですか?
 こういう、困ったことが起こった時には、
 まず、"それはちょうどいい"と、声に出して言ってみるといいんですよ。

 「なんだそりゃ? 全然ちょうどよくないよ」

 いやいや、そう決めつけないで。

 物ごとには全て"いい"も"悪い"もないんです。
 "事実"がそこにあるだけで、それを"いい"と解釈するのも、
 "悪い"と解釈するのも、私たちなんです。

 ですから、"それはちょうどいい"と言葉にすることで、
 その出来事が起こったことによる"いい面"を見つけようというふうに
 脳が働き出すんですよ。

 例えば、先日お会いしたある経営者の方は、

   今年は売上が落ちていて、仕事が暇になっている。
   だからこそ、従業員教育に力も時間も割くことができる。

   うちが、これから更に成長するために、この時期に
   社員教育に力を入れることができて本当に良かった。

 とおっしゃってました。

 これは、まさに"売上が落ちた"という一見ネガティブなことを
 "それはちょうどいい"に変えた例ですね。

 「う~ん、わかったような、わからないような・・・」

 じゃあ、もう少し身近な例をご紹介しましょう。

 例えば、Nさんが、例の"高徳"っていう
 幻の林檎が入荷しましたっていうメールマガジンを出したとします。

 「お~、よく高徳のことを覚えてたな~」

 そりゃ、覚えてますよ。あれが、そもそもの始まりだったわけですし、
 いつNさんがごちそうしてくれるかと思って、楽しみにしてるんですから。

 「ありゃ、余計なこと言っちゃったな」

 それでですね、メールマガジンを出したのは、いいのですが、
 実は、メールマガジンを出した時には、すでに"高徳"は、
 売り切れちゃってたとしますよね。

 そしたら、Nさん、どうしますか?

 「"高徳"のページに"売り切れました。ごめんなさい"って
  お詫びを書くしかないだろうねぇ」

 それだと、"メールマガジンは失敗だった"で終わっちゃいますよね。
 そうならないために、"それはちょうどいい"と言ってみましょう。

 はい、どうぞ。

 「う・・・そ、それはちょうどいい・・・」

 なぜ、ちょうどいいですか?

 「えっ? オレが考えるの?」

 そうですよ(^-^)

 「え~っと・・・そうだな・・・。

  それはちょうどいい! 翌年分の予約をとってしまおう!
  こんな感じか?」

 すごいすごい。そんな感じです。
 他にはないですか?

 「え~っ、まだ考えなきゃいけないの?

  え~っとえ~っと・・・ 

  それはちょうどいい!
 "売り切れちゃってごめんなさいメール"を出して
  他の商品を紹介しよう!」

 そうそう、GOODです!
 あっという間にコツを掴みましたね。

 「まあな、オレはポジティブな男だからな」

 そうですよね(笑)

 それでは、"それはちょうどいい"をフルーツフラワーで
 やってみましょう。 



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 2:売り方はひとつじゃない
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 フルーツフラワーは、送れない商品であるということがわかりました。
 "それはちょうどいい!"
 はい、Nさん、続きをどうぞ。

 「え~っ、ちょっと待ってよ、考えるから」

 じゃあ、私から1つ。

 それはちょうどいい!
 送れないということは、ライバルがいないということだから、
 送れる方法を見つけたら、オンリーワンになれる!

 かつて、生クリームケーキは「送れない」と言われていましたが、
 あるケーキ屋さんが、宅急便会社と共同で研究して送れる方法を見つけて
 ネットでお取り寄せできるようにしたので、
 あっという間に有名店になったということがありましたよね。
 あれと同じです。

 「なるほどねえ、じゃあ、オレも。

  それはちょうどいい!

  思い切って、東京にフルーツフラワー専門店を作って、
  そこでお持ち帰りしてもらうようにしよう!」

 いいですねえ。他にはないですか?

 「え~~~~~っと・・・

  それはちょうどいい!
  ケイタリングの会社と組んで、パーティー会場に
  届けてもらうようにしよう!」

 なるほどなるほど。
 それなら、ウェディング会場とかレストランとかとも
 提携できそうですね。

 「そうか、今までのやり方にこだわらなければ、
  いろいろやりようはあるんだな」

 そうなんです。
 ですから、「ネットで売ることが大事なのか」、
 それとも、「フルーツフラワーを売ることが大事なのか」を
 考えてみた方がいいですよね。

 何もかも、ネットで売った方がいいというわけでもないと思いますので。

 「わかった。どういう売り方でいくか、
  ちょっと、かーちゃんとも相談してみるよ」

 そうですね。次回をまた楽しみにしています!
 読者の皆さんも、ぜひNさんと一緒に考えてみてくださいね~♪

 ※このお話は、フィクションです。
 ※「フルーツフラワー」という名称は、既に商標登録されています。



 それでは、今回はこのへんで。

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