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表現力のある文を書く3つのコツ

表現力のある文を書く3つのコツ

2013年12月12日
こんにちは。グリーゼの ふくだたみこ です。
http://gliese.co.jp/company.html#fukuda

おかげさまで、年度末に向けて、ライティングに関するお問い合わせが増えてきております。ありがたいことです。

グリーゼには、全国の180名を超えるライターが登録しています。専門分野、得意分野をもったライターも多く、金融、医療、不動産などいろいろな分野のお仕事にも対応できています。

ライターを束ねるディレクターも頼りになるスタッフばかり。師走の忙しい時期だからこそ、スタッフに感謝を感じつつ、今日も『グリーゼ!な日々』をお届けしたいと思います。

前回のメルマガから、「基本に戻って、ライティングの基礎」を書いています。前回のテーマは「具体的な文」でした。

具体的な文を書く2つの方法
http://kotoba-no-chikara.com/days/fukuda/001216.html


今回は「表現力のある文」をテーマに考えていきます。

インターネットという比較社会の中で、他社の商品に負けず、お客さまに選んでいただくためには、文章による差別化も重要です。表現力を付け、「コトバの、チカラ」を磨いていきましょう。


ところで、あなたは、表現力のある文が書けますか?

「いや、苦手です」「どうも、ワンパターンになってしまって・・・」という方が多いのではないでしょうか?

実は私自身、表現力が乏しく、語彙力も貧弱だと自覚しています。もともとテクニカルライターで、堅苦しい技術文章を5年間も書いていましたので、販促用の文章、エモーショナルな表現にはずいぶん苦しみました。

それでも10年近く、この仕事を続けてきて、いくつかコツを身に付けられました。さっそく紹介していきましょう。



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1:類語辞典で言い換える
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ライターなら、各種辞書、辞典を手元に置いている人が多いと思います。ライターでなくても、今や、誰もが文章を書き、情報発信する時代。

「いつもと違う表現をしたい」「同じ表現が続いてしまうので、どちらかを変えたい」「オシャレな文を書きたい」などと思った時は、類語辞典が役に立ちます。
インターネット上には、無料で利用できる類語辞典がたくさんあります。


・weblio類語辞典
http://thesaurus.weblio.jp/

・goo辞典
http://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/

・類語玉手箱
http://ruigo-tamatebako.jp/


例えば「おいしい」という表現も、以下のような類語があります。ブログやFacebookで「○○を食べた。おいしかった」という表現が多くなってしまう方は、以下の言葉に言い換えてみましょう。

-------------------
コクのある
旨みがある
贅沢な味わい
味が良い
舌鼓(したつづみ)を打つ
ほっぺたが落ちるよう
まろやか
口当たりがよい
舌ざわりのよい
舌を楽しませる
格別な味
絶品
-------------------


「加藤シェフの料理はおいしい」と書いた原稿を、以下のようにアレンジしていくことができます。

---------------------------------------------------------
加藤シェフの料理は、コクがあります
加藤シェフの料理は、口当たりがよい
加藤シェフの料理は、お客さまの舌を楽しませます
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「感動」という言葉も、類語辞典を使えば、新しい表現が広がります。
-------------------
愉快
熱狂
興奮
高ぶり
歓喜の絶頂
気持ちの爆発
武者震い
テンションが高くなる
ゾクゾクする
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「映画を観て、感動した」という文章も
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映画を観て、興奮した
映画を観て、気持ちが高ぶった
映画を観て、魂が震えた
映画を観て、全身を打たれるような感覚を覚えた
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と言い換えると、映画に対する印象さえ、違ってきます。


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2:他社サイトを研究する
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製品紹介ページ、商品ページなどを作る場合は、ずばり「製品名」「商品名」「類似製品の名称」などを検索窓に入れて、競合他社のページをチェックしましょう。

例えば、ケーキ。

今はクリスマス直前なので、各社、たくさんのクリスマスケーキを売り出しています。いくつかのサイトを見てみると、チョコレートケーキには「濃厚な」がついている場合が多いです。デコレーションケーキには「ふんわり」「まろやか」などの表現が多く目に留まります。

自分の頭に入っている言葉だけで、原稿を作ろうとすると、「よく見る表現」「ありがちな表現」になってしまいがちです。表現力がないと悩んでいる人こそ、インターネットを駆使していい表現を見つけてみてください。

ケーキ屋さんのサイトばかり検索していても、似たような表現にしか出合えません。「違うけど近い」サイトを探してみましょう。たとえば、ケーキなら和菓子。和菓子のサイトをいくつか見てみると

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銘菓の響き
ゆたかな味わい
日本の四季を思い起こさせる
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など、落ち着いた表現を見つけることができます。

いつも使っている表現ではなく、かつ、他社でも使っていない表現に出合うためには、少し時間をかけて、類似製品、類似商品のサイトを見て回ることが必要です。

お客さまの声にも、頼ってみましょう。お客さまは、作り手側が想像しなかったような、「大胆な言葉」を送ってくださることがあります。


念のために書いておきますが、他社サイトの表現(特に同業他社)をそのまま使ってはいけません。著作権、SEOの重複などに関連してきますので注意してくださいね。


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3:事実を忠実に語っていく
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新人アナウンサーが、実況中継の練習をするために、駅前に立ち、目に飛び込んでくるものを次から次へと言葉にしていく。こんな練習風景をテレビで観たことがあります。

通勤中の男性は、みんな似たようなスーツを着ていて、特徴がありません。それでも新人アナウンサーは、ちょっとした違いを見つけ出し、実況中継が単調にならないように工夫をします。

ライティングも同じです。ケーキを100種類、並べるならば「濃厚なチョコレートを使ったおいしいケーキです」という表現は、そう何回も使えません。違うところを見つけ出し、言葉にしていくことが重要です。

例えば、高島屋のサイトには、こんな表現が載っていました。


【クリスマス届け専用】高島屋限定 ジョワイユ ノエル
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幸せな乾杯のシーンを描いた飾り付けがキュート。ムースショコラの中にフランボワーズコンフィでアクセントを付け、さっぱりしたシャンパンクリームを重ねました。ボンボンショコラの中にバラのクリームと苺バルサミコクリームでリッチな味わいに。大人の風味をお楽しみください。
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写真が載っているので、「乾杯のシーンを描いた飾り付け」などは「写真を見ればわかるよね」と思うかもしれません。それでも敢えて、事実を忠実に語っていくのです。言葉にすると、より印象的に伝わってきます。


いかがでしたか?
表現力のある文を書く3つのコツ。整理すると、以下の3つになります。

1:類語辞典で言い換える
2:他社サイトを研究する
3:事実を忠実に語っていく

文章が苦手!という方の参考にしていただければ嬉しいです。


▽▽▽ふくだたみこの「旬ネタピックアップ」▽▽▽

グリーゼの「SEOのサービス」も、お問い合わせが増えております。ありがとうございます。グリーゼは「ライティング専門会社」ですが、SEOについても研究し、コンテンツSEOを極めたいと思い、情報発信もがんばっています。SEOコンサルタントの長濱、粕谷が更新しているブログです。

▼SEOコンサルタントのブログ「コンテンツSEO研究所」
http://www.seo-contents.jp/blog/

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編集後記
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11月に、沖縄県の与那原(よなばる)という町で、「Facebook活用セミナー」を行いました。

20代で、新しい事業を立ち上げ、まだWebサイトもできていないけど・・・と参加してくれた男性の方、生まれて数か月の赤ちゃんを抱きながら、パソコンに向かっていた女性の姿も印象的でした。

ご主人が作る手作りシーサーを扱う女性、スポーツバーを経営し来店誘導につなげたいと意欲を燃やす方も来てくれました。

受講者の方の「やりたいこと」が多岐に渡っていて、約3時間の短いセミナーでどこまでヒントになったか分かりません。でも、今回、指導員の上間さんと、参加者の方が意欲的に交流してくださったおかげで、いくつかの輪ができました。

Facebookだけではできないことも、参加者がつながることによって実現できそう! という希望も見えたので、安心して帰路につきました。Facebookを使えば、セミナー終了後もつながり合うことができ、7年ぶりに行った与那原で、Facebookの可能性を改めて実感しました。

与那原の皆さん、ここで改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました。

それでは、今回はこのへんで。次回は、こみやまたみこがお届けします。お楽しみに♪

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