愛知県の東端に位置する豊橋は、ひとくくりで名古屋と呼ばれてしまうほど、全国的にはちょっと知名度が低い都市。

そんな豊橋でまちおこしを兼ねて、力を入れているB級グルメが、豊橋カレーうどんです。
今回は、あまり知られていない、このグルメをご紹介します。
■豊橋カレーうどんとは?
豊橋カレーうどんは、とろろごはんの上にカレーうどんが乗っているという、意外な構造をしています。ただし、とろろごはんの上にカレーうどんが乗っているだけでは、豊橋カレーうどんとは呼べません。
実は、このうどんには、
1.自家製麺を使うこと
2.器の底から、ごはん、とろろ、カレーうどんの順に入れること
3.生産量日本一の豊橋産のうずら卵を具に使うこと
4.福神漬または壺漬を添えること
5.愛情を持って作ること
という、【「豊橋カレーうどん」の5箇条】というルールがあり、この条件を満たしたものだけが名乗れるというわけです。
ルールの範囲の中で、各店独自の工夫がこらされているのも特徴で、たとえば、うずら卵を薄焼き卵にした天津麺風のもの、チーズを加えたもの、うずら卵をフライにしたものというようにさまざま。店舗ごとにバリエーションがあるので、味くらべも楽しいと評判です。
■店舗ごとにスタイルは違っても、食べ方にルールがあるんです
このうどんを食べる時は、ぜひ「上から順番に食べる」というルールを守ってほしいんです。なぜなら、カレーうどんを混ぜようと、箸を器の奥まで入れてしまうと、器の中でごはんとうどんが混ざってしまい、楽しみが半減してしまうから。
ルールを守って食べ進めれば、カレーうどんが終わった後に「とろろののったごはん」が出てきて、カレーと絡めて、また違う食感を楽しんでいただけます。
「食感がおもしろい」「ミスマッチ感がいい」「1杯で二度楽しめる」といった声も聞く、このグルメ。平成22年4月に市内にある40店で販売されはじめ、平成24年2月現在は、49店のお店で食べられます。
豊橋に来た際は、目印の「豊橋カレーうどん」と書かれた茶色ののぼりを見つけ、ぜひ、味わってみてくださいね。
(ながはまよしこ)








